前職は自販機補充の仕事だった

そのまま忘れてしまうのはもったいないと思ったので、前職の仕事について備忘録を残しておく。


自動販売機にジュースを補充していた。
就職サイトで食品関係で検索すると、だいたい出てくる。で、おなじみ。

 

街でたまに見かける自販機に補充をしているお兄ちゃん。それが私でした。
かっこよく言うとルートセールス
楽そうに見えて楽じゃない。

 

どんな仕事よ。

だいたい7時頃に出社します。今日1日のルートを確認し、足りなさそうな商品を積み込み出発。
私の会社の場合、自販機の補充だけでなく商店に商品を納品したり、飲食店についているディスペンサー用のシロップを納品していました。
自販機の補充はだいたい10分〜20分くらいかかります。それを1日、16〜18件くらい回ります。
回る件数はルートによって違ってきます。多い人は20件〜25件くらいは回っていました。
帰社すると、回収したゴミを捨て、次の日のための積み込みをします。積み込む商品は倉庫担当者が集めておいてくれます。
積み込みを終えると、自販機から回収したお金を金庫に閉まって、次の日のルートの確認や日報をだして終わりです。

 

1日のだいたいの流れ

7時 出社
7時半 出発
日中 運転、補充、納品など
18時 帰社 積み込み、内務
19時 退社

上記は冬の暇な時。夏は20時帰社の21時退社。21時帰社22時退社の時もありました。

 

とにかく残業が多かった。

私の勤めていた会社は、コンプライアンスには厳しかったので36協定は守っていました。
しかし36協定を守っていたとしても、ほぼ限度時間まで残業していました。
月の残業50時間〜55時間を年6回、85時間〜90時間を年6回でした。
肉体労働ということもあって、かなりきつかったです。

 

お給料は。

年収350万ほどでした。
就業時間の1時間はお昼休憩として給料には反映されていませんでした。
もちろんお昼休憩なんて取れません。帰れません。

 

この仕事をおすすめするのか。

おすすめはしません。やめる人が多い仕事です。
肉体労働なので、体の弱い人はやめておいたほうがいいです。腰を痛めることがよくあります。
そのかわり簡単に入社できると思うので、社会経験が欲しい人はやってみてもいいと思います。仕事もすぐに覚えられます。